私の業務は簡単にいうと「銀行のお金を運用」すること。入行前は法人営業の方がさまざまな企業のトップと話すことで成長につながるかな、どの業界よりも銀行員は企業のトップとかかわる機会が多いだろうなと思い、銀行を志望しました。でも元々マーケット業務にもすごく興味があったのも事実です。私のグループは30代前半のメンバーが多く、外国為替、円の運用調達などを行っています。クリック一つで大きな金額が動く業務ですから緊張感もありますが、それでも若い人が多いので元気というか、よく手も口も動かす!お互いのことをよくわかっている!という、雰囲気のよいグループです。

グループ内のコミュニケーションは
意識して欠かさぬように。
周りへの興味も仕事のプラスになる。
業務に慣れすぎてもいけない。
世の中の空気をどう読むか、
どう攻略するかを常に考えている。
たった一つのミスが重大な事故につながる、それはどんな業種でも同じですよね。でも「お客さまのお金を預かる」という我々の業務は、仕事には慣れる、でも心は慣れてはいけない、というか。いい意味での緊張感はある程度持っていた方がいいなと感じます。
それから、世の中の動き、各国の動向などにしっかりアンテナを張り、予想を立てそれを元に行動すること。そして何がきてもいいように、こうなったらああする、そうならなければこうする、と頭の体操のように戦略を立て続けています。本当にさまざまな細かいニュースをたくさん読み、情報収集も幅広くするよう心がけています。


信頼できる上司がいたから、
自分も後輩のためにできることをしたい。
私のグループは若くて元気がいい、と同時に私自身もグループ長としてはまだ若い。前任の上司がベテランで、私もその上司のもとで6〜7年働いていたので、誰に比べられていなくとも自分自身がもっと追いつきたい、後輩がいろんなことにチャレンジできる環境を整えたい、と強く思いますね。プログラミングを勉強して事務作業の簡略化の仕組みを自分で作ってみようとするなど、日々努力を続けています。また、マーケットという特殊な環境、「その感覚」をしっかり植え付けることが一番大事だと思っていて、一朝一夕で身につくものではないため何度も何度も伝えるようにしています。
強いグループづくりのために、
私が求めているのは「声が大きい」ひと。
目標はやはり収益を稼げるグループです。調達、短期運用、株売買、日本国債、そういったものを扱う他グループにスポットが当たりがちですが、私のグループもいろんな運用をしているのでさらなるボトムアップ、収益機会を埋めることをやっていきたいなと。そのためには個々人の余力を生む必要があるので、生産性向上の体制作りに取り組んでいます。
新人に期待することは「声が大きいこと」。実はとても大事なことで、声が大きいとすぐわかるんです何が間違っているのかが。なんでも相談してくれるか、声が大きいか。発信さえしてくれればフォローはいくらでもできますからね。


ON TIME
T.K.さんの ある1日のスケジュール



Off TIME
休日の過ごし方
休日は多くの時間を子供達と過ごします。月に1回程度は関東圏内のキャンプ場に行き自然の中でリフレッシュしています。現地で新しい遊びを考えたり、友達を見つけてくる子供の行動力を目の当たりにし、いつも刺激を受けています。